美肌と甘草根エキス

化粧品にも使われている

甘草（カンゾウ）の根

を見てきました。

（漢方薬や成分などが好きな私は大興奮！）

今回はこの『甘草根エキス』についてお伝えします。

甘草根エキス

は

化粧品にも使われてる和漢植物の天然成分です。

漢方や生薬としても用いられてます。

甘草根エキスとは

甘草根エキスは、4千年前から生薬として活用されているマメ科の植物甘草（カンゾウ）の根から抽出した成分です。

現在は、中国から輸入されるようになってます。

お化粧品などに含まれお肌の分野にも期待できますが、他の分野にも期待出来ます。

漢方薬として配合されてる生薬です。

お肌に働きかける甘草エキス

お化粧品に含まれて、美肌に期待できる2つの作用があります。

甘草根エキスは、「グリチルリチル酸」を沢山含んでます。

グリチルリチル酸は、

抗炎症、抗アレルギー作用があるので

ニキビや肌荒れ予防に

ニキビ肌（予防とニキビ跡）の方向けのお化粧品に含まれています。

メラニンを作るメラノサイトに働きかけ、メラニンを黒色化するチロシナーゼの働きを抑えてメラニンに生成を抑制するので

シミやそばかすや色素沈着の予防や美白効果に

期待できます。

敏感肌の方、シミそばかす肌の方向けのお化粧品に含まれています。

また、お化粧品だけでなく、抗アレルギー作用が強いため、アトピー性皮膚炎の治療薬や、フケ予防の頭皮ケアにも使用されてます。

他の分野での甘草の活用

漢方生薬の分野

胃腸虚弱、筋肉痛、関節痛、消化性潰瘍、風邪の諸症状などに幅広く用いられています。

風邪の予防薬として身近な、葛根湯にも配合されていたり、多くの漢方製剤に配合されてます。

食品の分野

甘草の主成分のグリチルリチルは、強い甘味があります。

砂糖の200倍とされてます。

日本では、甘味料として、醤油、味噌、漬物菓子などに用いられてます。

また、海外でも飲料やリキュールの添加物として使われてます。

成分と美肌ケア

以上のように、甘草根エキスは幅広く私たちの生活の中で活用されています。

東洋医学の未病（未だ病気ではない＝病気に向かっている）という言葉がありますが、未病のうちに早めに対処することで、本当の病を避けられます。

同じ様に、肌荒れの芽が出て来た時は早めに対処して、肌荒れを防いでいくことが、美肌への近道です。

グリチルリチル酸が入っているお化粧品は、炎症が出てきたり、お肌がデリケートな時に特にオススメです。

今お使いのお化粧品の成分表を見てみると、入ってるかもしれません。

この機会にチェックしてみてくださいね。

成分を見ることで、どんな効能が期待できるか、どんなお肌の方に向いているのかが分かります。

成分をお化粧品を選ぶ目安にしてみても良いかもしれません。

一人一人お肌は異なるので、一人一人お肌に合うお化粧品やお手入れは異なります。

美肌ケアの方法は、人の数だけあるのです。

ですので、あなただけの美肌ケアを見つけていきましょう。

まずは、『美肌カウンセリング』でお話をしませんか？

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